駄菓子のあたり
私が娘くらいの頃、小学生の頃は家の周りに駄菓子屋さんがたくさんあった。
学校から帰るといつも駄菓子屋さんに居た。
少ないお小遣いでたくさん買えて、美味しい駄菓子がたくさん食べれる。
そんな幸せな毎日を送っていた小学生時代、晩ごはんまでにはすでにお腹がいっぱいになっていた(両親は共働きで日中は家に居なかった。祖父母が商売をしていて、一緒に暮らしていたので、悪さをするとよく怒られていた。やんちゃだったから。)
気づけば、駄菓子屋さんのあばちゃんと仲良くなり、一緒にお茶をしたり、のんびり話をしたり、そんなことができる世の中だった。気がする。自分が変わっていたのもあるかもしれない。
最近はそんな駄菓子屋さんも、近所の人付き合いもなくなってきているなと感じる。
最近、新しいマンションに引っ越した。
珍しく家の近くに昔ながらの駄菓子屋さんを見つけた。入ってみると、子供の頃によく通った駄菓子屋さんだった。なんともいえない、懐かしい気持ちになった。
駄菓子が好きな娘と一緒によく行くようになった。
先週かな。娘が大好きな(私も好きだった)モロッコヨーグル、5個買った。
今日忘れていて娘が食べているときに大声で「あたりーーーー!!」と叫んだ。
あまり駄菓子で“ あたり ”を見たことがなかったのに、5個のうち3個もあたりが出て、もっと驚いた。
大喜びの娘の顔に私が嬉しくなった。
この画像を見た方に幸せのおすそわけ、できますように。サチアレ。